向暑の候、皆様におかれましてはますます清栄のこととお慶び申し上げます。

今回のアプト通信では、フィリピンより6月に入社されました3名と、ベトナム出身で5月に入社された1名のニューフェイスをご紹介させて頂きます。

フィリピンからのニューフェイスは、12月のアプト通信でもご紹介させて頂きました３人で、自分（生産部：野手）が実際に現地に赴き採用させて頂きました思い入れのある３人です。

早速ですが、4人にインタビューに答えていただきましたのでご紹介していきます！

まずは、オラゲト ラプガ キパス　通称ラプガさん（建築事業部）連続腕立て伏せ記録51回と、とても腕力があり笑顔が良い青年です。

・入社したアプトの印象を教えてください。
APTで働き始めてからの印象はとても素晴らしいです。
先輩方や先生方、そしてAPTファミリーの皆さんがとても歓迎してくれて、理解のある方々ばかりだからです。

・何を学び何をしたいかを教えてください。
日本で学びたいことは、日本の大工の技術と日本語です。
また、日本では四季を体験したり、有名な場所を訪れたりしたいと思っています。

・自分の将来の夢、生涯設計を教えてください。
将来の夢と人生の計画は、日本でお金を稼ぎながら学ぶことです。
そしてフィリピンに帰国したら、日本で学んだことを活かしてトランジェントハウス（短期滞在用住宅）のビジネスを始めたいと考えています。

次に、ラミーイング ベネディクト ジュニア クラウジョ　通称ベネディクトさん（建築事業部）前回「日本にきて人生を変えたい」と語った張本人、動きもとても活発です。

・入社したアプトの印象を教えてください。
APTで働き始めたときの第一印象は、仕事における進捗やパフォーマンスについてフィードバックを提供してくれることでした。
自分の強みと改善すべき点を明確に示してくれるので、目標達成において自分がどこで不足しているかをすぐに把握でき、時間の無駄を避けることができます。

・何を学び何をしたいかを教えてください。
日本でやりたいこと、学びたいことは、大工の技術をさらに学び、スキルを向上させることです。
将来、今ここで身につけたさまざまな技術や工夫を活かせると信じているからです。
また、パートナーと一緒に旅行に行って、日本の美しい場所を巡りたいです。
そうすれば、将来子どもたちにたくさんの思い出話を聞かせられると思います。

 ・自分の将来の夢、生涯設計を教えてください。
将来の夢と人生の計画は、いつか自分の家族を持ったときに、その家族の「必要」と「望み」の両方を、迷いや不足なくしっかりと満たしてあげられるような、シンプルで快適な暮らしを実現することです。
日本で経験するすべての苦労や犠牲は、やがて必ず実を結ぶと信じています。

３人目は、セラフィカ ロメル ジョクシ　通称ロメルさん（建築事業部）身長149ｃｍと小柄ですが並外れたパワーの持ち主です。

・入社したアプトの印象を教えてください。
APTでの最初の印象は、とても緊張しました。
というのも、まだ日本語があまり理解できず、道具の名前も分からないからです。
でも一つ感謝したいのは、スタッフやリーダーの皆さんがとても親切なことです。
APT SHINKOで一生懸命働こうと思います。

・何を学び何をしたいかを教えてください。
私はもっと大工の経験を学びたいと思っています。
それをフィリピンで活かしたいからです。
日本には研修生として来ましたが、日本の美しさや清潔さも見てみたいと思っています。

・自分の将来の夢、生涯設計を教えてください。
将来の夢は、兄の学費を援助して、彼が卒業するまで支えることです。
そして母はもう高齢で、働くのが大変なので助けたいです。
将来の家族のためにも、お金を稼ぎたいと思っています。

以上の3名が、今回入社されたフィリピンからのニューフェイスです。
続きましてベトナムからのニューフェイスです。

フエン フー クイ　通称クイさん（設計部）
好きなこと：物を直す（DIY）、筋トレ、釣、キャンプ
今年5月入社のクイさん、前職でもプレカットCAD業務に携わっていたこともあり、
入社半月も立たずに実物件の入力をこなしてくれています。

・入社したアプトの印象を教えてください。
社内には多様な外国人材が多く在籍しており、業務内容も多岐にわたり、学ぶことがたくさんあります。

・何を学び何をしたいかを教えてください。
建築系資格を得るために学びたい

・自分の将来の夢、生涯設計を教えてください。
現在、ベトナムでは日本の木造住宅が大変人気です。
多くの企業から木造住宅製造技術のベトナムへの導入を打診され、既に多くのユニットがモデルハウスを組み立てています。
そのため、ベトナム市場は木造住宅にとって大きな可能性を秘めていると考えています。
そこで、日本で多くの知識を習得し、ベトナムに戻ってCAD加工センターを開設し、ベトナムでの木造住宅を徐々に発展させていきたいと考えています。

この4名を迎え、弊社での外国人社員も１８名となりました。
ミャンマー、フィリピン、ベトナム、中国と多国籍で、みんな優秀な社員ばかりです。
今回入社された4名も先輩社員の下で、明るく優秀な戦力へと育ってくれる事でしょう。

現場から、外国人社員が働く姿も少しだけご紹介します。断熱材の割り振り
垂木取り付けの指導
土台敷きの指導CAD室の様子

外国人の先輩社員も、自身の業務をこなしながら丁寧に指導を行ってくれています。
ニューフェイスの皆は、仕事が楽しいと笑顔で作業を行い、真剣に仕事を覚えようと取り組んでいます。
先輩社員の皆も負けないよう、進んで新しい作業の習得に取り組み、驚くほどにスキルが上昇しております。

新戦力の入社により弊社の戦力が益々充実してまいりました。
皆が明白な目的を持ち仕事に取り組まれています。だから何事にでも一生懸命さが感じ取れるのでしょう。
弊社日本人社員も彼らを今まで以上にフォローし、「信頼のおけるアプト・シンコー」を目指して、より一層皆さま方のお役に立てますよう努めて参ります。

引き続きご愛顧いただければ幸いです。

生産部：野手・設計部：古瀬