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「既存住宅状況調査技術者」試験に4名合格‼

「既存住宅状況調査技術者」試験に4名合格‼

2025.05.22

  • アプト通信

風薫る5月、私が一年で一番好きな季節になりました。日頃はご愛顧にあずかり厚く御礼申し上げます。

この度、「既存住宅状況調査技術者」試験に弊社社員4名が挑み、無事合格致しました‼市場規模が益々拡大する既存住宅流通市場において必要とされる「既存住宅の状況調査を行う技術者試験」への道を今回は合格者を代表して、榮がレポートさせていただきます。

 

 <既存住宅状況調査技術者とは>

新築住宅の価格上昇とあいまって、ライフスタイルの変化もあり中古住宅市場の拡大とリフォーム需要の高まりから、既存住宅状況調査の重要性に注目が集まっております。今回、弊社社員が挑戦した「既存住宅状況調査技術者」とは、中古住宅の売買やリフォーム工事において住宅の現状を把握するために調査を行う技術者の事です。

2025年1月1日に施工された「宅地建物取引業法の改正」により、中古住宅の売買時には調査を実施する者のあっせんに関する事項が媒介契約書へ記載する事と調査結果を買主に説明する事が義務付けられました。その結果この資格の重要性が高まっており、住宅市場においては必須の資格になると見込まれます。

今後、住宅瑕疵担保責任保険に加入する際には調査結果を求められるケースも増えてくると思われ、建築事業と申請代行を推進する弊社にとっても見過ごせない必須の資格です。
調査内容には、構造上主要な部分等の状況を目視や非破壊検査などで行う調査があり、プレカット会社ならではの「木構造のプロ」としての役割を担いたく、2級建築士有資格者のベテラン社員4名(49歳~61歳)で挑みました‼

 

<試験への挑戦>

試験を行う前には345分の講習を受ける必要が有り、長時間の集中力が必要でした。長時間の講習を受けた後にやっと終了考査を受ける事が出来ます。合格基準は30問中20問の正解(66.7%)が必要となります。試験時間は40分です。試験にはテキストを持ち込みが許可されていましたが、300ページからなるテキストから回答を探していると時間が足りなくなり、ほとんどテキストを見ることなく進めるしかありません。

只々、焦りの中で試験は終了しました。合格発表まで神頼みの日々でしたが、なんと見事全員が合格する事が出来ました‼周囲のサポートのお陰と講習や終了考査はすべてオンライン(好きな時間で受講できる)で行うことが出来ましたので、自分達のペースで勉強や事前準備が出来た事が合格の要因と考えています。

合格者の横越さん(左)立野さん(右)

 

<アプトの新しいお役立ちに>

この資格を活かし、アプト社員の有資格者による、シロアリ調査に加えて「既存住宅状況調査」でのお役立ちを計画しております。

既築住宅調査=「シロアリ調査+既存住宅状況調査」

今後、弊社では新築のみならず中古住宅物件やリフォーム物件を通じて工務店様へのお役立ちを進め、「設計力」「建築力」「安心力」で工務店様・不動産会社様・地場ゼネコン様にお役立ちをして参ります。

アプト・シンコーは、お役立ちできるパートナーとして、「For somebody 困っているだれかの為に」の企業理念のもと、必要な時、必要なサポートを提供して、お客様の「困りごと」を一手に解決して参ります。

 

<最後に>

会社は今年62歳となる私にも、新しい可能性と新たなステージへの挑戦を認めてくれました。培った知識やスキルを活かしての、新しい事業への貢献を求めてくれました。これからも感謝の気持ちを持って楽しみながら、企業貢献をして参ります。ありがとうございました。

 

営業部 榮