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拡大する中古既築市場で求められている「建物状況調査」を始めました‼

拡大する中古既築市場で求められている「建物状況調査」を始めました‼

2025.08.08

  • アプト通信

拝啓 盛夏の候、皆さまにはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
いつも弊社の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

弊社ではこれまで、既築住宅における「床下無料点検」を通じて、シロアリの有無や床下の健康状態を丁寧に調査・ご報告してまいりました。
今では、年間500件以上の既存住宅の無料点検を実施させて頂くところまで成長してきました。

さて今回は、皆さまに 新しいサービス「建物状況調査」 のご案内です。
「え?また点検?」とお思いかもしれませんが、ちょっと違います。

<「建物状況調査」に「シロアリ住宅点検+追加点検」を組み合わせました>

 

◆わたしたちの調査は、「床下に潜る」のが違います。

通常の建物状況調査は、床下の確認が難しく、どうしても表面からの目視中心になりがちです。しかし弊社では、床下空間の詳細確認を経験豊富なシロアリ防除施工士が行います。

これまで培ってきた 床下点検のノウハウと装備 を活かし、実際に床下に潜って、手の届かない部分まで丁寧に調査いたします。

<目視では見逃されがちな湿気、腐朽、害虫被害などを、現場のプロがしっかりキャッチ‼>

 

それに加え、一般的な建物状況調査では行わない、詳細な住宅の現状レポートを作成・提出させて頂いております。
この「床下の詳細点検+現状レポート+建物状況調査」は、業界でも珍しく、不動産業界からも注目されています。お客様はこの資料をベースに、お施主様へ現状報告することを、中古リノベ再販事業のスタートにしていらっしゃいます。
シロアリ調査・害獣駆除の年間実績500件超の調査力を安心にお役立て下さい。

◆建物状況調査とホームインスペクションズ(住宅診断)の違い建物状況調査とホームインスペクションズ(住宅診断)は、どちらも住宅の状況を調べる事を指しますが、対象や目的、実施主体等に違いがあります。建物状況調査は主に中古住宅の売買時に、不動産会社様等が依頼して行うもので、瑕疵担保の加入やトラブル防止を目的とします。一方、ホームインスペクションズ(住宅診断)は新築・中古問わず、住宅の劣化状況や欠陥の有無を調べるもので、購入者や所有者が自身の判断で行うものです。

建物状況調査…主に中古住宅の売買前や大規模リフォーム前に建物の状態を正しく把握するための一次的な調査で、目視や簡易計測、非破壊検査などにより、劣化や不具合の兆候を確認するものです。

建物状況調査の特徴:
構造耐力上主要な部分に係るもの(基礎・床・内壁・天井 等)
・雨水の侵入を防止する部分に係るもの(屋根、外壁・軒裏 等)

上記を中心に、劣化の有無や修繕の必要性などを分かりやすく報告書にまとめてお渡しします。構成する現場の部位写真数はシロアリ調査ですと30枚前後ですが、弊社の提供する「建物状況調査」では70枚前後となり、かなり詳細なデータとなります。

◆なぜ今、「建物状況調査」が必要なのか?
中古住宅や既築物件の売買・保全の場面では、建物の状態を「知っていること」自体が大きな価値となります。建物の現状を「見える化」し、安心・安全な住まいづくりや売買時のトラブル回避にもつながります。

弊社調査員は住宅の「見えない部分」を見極めるプロフェッショナルあり、「木造のプロ」の集団です。特に不動産取引やリフォームを検討中の皆様にとって、大きな安心材料になると確信しております。

今後、新たに「アスベスト分析」も加わり、既築住宅分野のサービスをより一層強化してまいります。このアスベスト調査は有料となりますが、それに見合うだけの「価値ある調査」をご提供いたしますので、ご興味がございましたらぜひお気軽にお問い合わせください。

 

8月の暑さはまだまだ続きますが、どうぞ体調を崩されません様、社員様やご家族皆様と共に健やかな夏をお過ごしくださいませ。

今後とも、皆さまの住まいの安心を支えるパートナーとして、より一層のサービス向上に努めてまいります。

                                                                                                                                                                                 建築事業部 河上