冷気に身の引き締まる季節、皆さま方におかれましてはますますご発展のこととお慶び申し上げます。

 

「冬真っ只中の北陸の地」ではありますが、弊社のプレカット工場では、

毎日「お客様にお届けする製品を加工する音」が聞こえてまいります。

平素よりご愛顧いただいておりますこと、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

 

お客様に支えられ、私たちアプト・シンコーでは年間約650棟のプレカットを承っております。

650棟の内訳としては、一般的な大きさの「住宅」のプレカットをメインとしておりますが、

実は私たちアプト・シンコーは、アパート物件や非住宅物件などの「大型物件」も得意としています。

 

建築事業部が建て方を行った260坪大型アパート物件

 

【なぜ大型物件を得意としているのか？】

私たちアプト・シンコーは、「ＭＰＳ-55」という横架材多種加工機を保有しており、

大型物件特有の大断面梁の加工も正確にプレカットし、お客様にご提供することができます。

（最大180mm×600mm×8200mmの大断面梁の加工が可能です。）

 

しかしながら、他社プレカット会社様も優れたプレカット能力をお持ちであるため、

現代のプレカット業界であれば、プレカット加工機の能力は、

もはや特筆すべきことではないのかもしれません。

 

【では何をもって「大型物件を得意としている」というのか？】

私たちアプト・シンコーが大型物件を得意とする本当の理由。

それは、

「建築事業部との連携」により得られる「相乗効果」にあります。

 

アパート物件や非住宅大型物件は、一般住宅の建築以上に、

非常に綿密な事前打ち合わせが必要になります。

レッカーの位置、プレカット製品を置く位置、建てる順番、建て方を進める方向、

金物取り付けの指示・・など、

多くの事前打ち合わせが必要になり、

あらかじめプレカットの設計に反映させておくことも非常に重要な要素になります。

 

そこで私たちアプト・シンコーは、大型物件の受注をいただいた際は、

プレカット設計段階から全部署を結集したミーティングを重ね、

現場が円滑に進行するように事前に準備いたします。

「段取り８分」とよく言いますが、プレカット設計段階からのこのミーティングが、

今後の現場進行を左右するといっても過言ではありません。

この「事前ミーティング」では、

さながら「大型物件建て方リハーサル」とも言えるミーティングを行っています。

 

■営業部がお客様からのご要望を、漏れることなく全部署に伝え、

■設計部が円滑な現場進行を考慮したプレカット設計を、あらかじめ落とし込む。

■生産部がＭＰＳ-55を駆使して多種多様な加工を行い、

■物流部が正確に現場までお届けする。

■そして、建築事業部が「リハーサルの通りに建てる」。

 

この一気通貫されたサービスこそが、

私たちアプト・シンコーが大型物件を得意とする最大の理由であり、

「プロフェッショナル多能工職人企業」の新骨頂と言えます。

 

260坪大型アパート物件のプレカット設計（実際のパース図）

 

大型物件は打ち合わせに時間がかかる・・

大型物件は職人さんの手配が難しい・・

他にも物件を抱えていて、大型物件だけに時間を使えない・・

 

そのようなお困りごとは、

すべて私たちアプト・シンコーにお任せください。

「プロフェッショナル多能工職人企業」であるアプト・シンコーが、

お客様の黒子として、必ずお役に立ってみせます。

 

土台敷きのみのご要望、

建て方のみのご要望、

木工事までのご要望、

一棟丸請けのご要望など、様々なご要望にお応えしております。

 

弊社の組織能力を最大限に発揮できる大型物件、

お待ちしております。

 

設計部　岩瀧

建築事業部　齋藤