INFO

ASS事業の幅が大幅拡大!!                  ―「許容応力度計算」のお役立ち事例―

ASS事業の幅が大幅拡大!!                  ―「許容応力度計算」のお役立ち事例―

2024.05.17

  • アプト通信

行く春を惜しむ間もなく、皆さま方におかれましては日々ご多忙のことと存じます。季節の移り変わりを感じながら、時が経つ速さに驚いているのは私だけではなく、皆さま方も同じであるとお察しいたします。

今から約1年後、2025年4月にいわゆる「4号特例」が縮小され、住宅の構造審査に係わる法律が大きく変わろうとしています。まだまだ先の事と思っていた「4号特例縮小」が、たったの1年後に迫ってきています。また、今年1月の能登半島地震において、ここ北陸エリアは多くの木造住宅が全壊、半壊する甚大な被害を受けました。一刻も早い復旧・復興とともに、被災された方々に、一日も早く平穏な日常が戻りますようお祈り申し上げます。

1年後の4号特例縮小、今年1月の能登半島地震、未だかつてないほどに住宅耐震化に注目が集まっていることは、言うまでもありません。

そのような折りではありますが、弊社の“お客様サポート・代行機能”である、「アプト・サポートステーション(以下ASS)」では、ここ数ヵ月の間に、多くの「お客様へのお役立ちの機会」を得ることができています。今回のアプト通信では、その「お役立ち事例」を1つご紹介させていただきますので、ぜひお付き合いいただければ幸いに存じます。

■住宅耐震化の事例 ―許容応力度計算による耐震等級3-

 

 

 

 

 

 

 

 

直近の事例をご紹介いたします。

元々弊社でプレカットを承った一般住宅でしたが、住宅耐震化が再注目される中で、一早く他社工務店様との差別化を図られ、「うちの物件は許容応力度計算による耐震等級3をクリアさせてほしい!!」というご依頼がありました。ここで、実際にどのような流れで許容応力度計算を行ったのか?ご紹介いたします。

①まずは通常のプレカット同様、お客様から平面図、立面図、配置図、仕様書などの図面をいただきます。

②お客様からいただいた図面から、最初にプレカット用のCADで、構造プレカットデータを作成します。

③構造プレカットデータが完成すると、次に許容応力度計算用のCADに移り、許容応力度計算に必要な情報を設定します。(積雪荷重はどうするか?目標等級はどうするか?などの設定を行います。今回は耐震等級3のクリアを目標としました。)

④すべての設定が終わると、いよいよ許容応力度計算の実施になります。
ワンクリックで計算が行われ、目標等級をクリアするまで、計算を繰り返します。なお「プレカットCAD」と「許容応力度計算CAD」は、こちらもワンクリックで切り替えができ、すべてが連動しています。

「計算上、ここに柱が必要だな」➡「プレカットCADで柱を追加しよう」
「計算上、ここに筋かいが必要だな」➡「プレカットCADで筋かいを追加しよう」
「計算上、建物のねじれが大きいな」➡「プレカットCADで火打ちを追加しよう」

などと、プレカットCADと許容応力度計算CADを行ったり来たりして、最終的にはエラーを無くし、耐震等級3をクリアした、最善の構造を見つけ出します。

⑤なお、ASSでは木造の上物部分のみならず、基礎の許容応力度計算も行います。いくら強固な「上物」を作っても、強固な「基礎」がないと鉛直荷重や地震力などの外力を、地盤に確実に伝達することができません。耐震等級3をクリアした、強固な基礎設計を行います。「基礎CAD」も「プレカットCAD」や「許容応力度計算CAD」と連動しており、もちろん基礎伏図も作成いたします。

 

 

 

 

 

 

⑥すべての許容応力度計算が終了した後、基礎を含めた「構造計算書」を作成し、お客様に提出いたします。(A4用紙800~900ページ近くになります。)また、前述の通りすべてのCADが連動していることから、図面変更にも問題なく対応できます。

「ここの収納をもう少し大きくしたいんだけど・・」
「ここに窓を追加しても大丈夫?」
「屋根が板金から瓦に変わっちゃった・・」

お任せください。
1つのCADデータですべて連動しているので、「修正漏れ」や「図面の不整合」などの間違いがありません。再計算にも柔軟に対応いたしますので、お客様にはより安心してASSをご活用いただけるのではないかと思います。

⑦今回の物件ではご依頼がありませんでしたが、実は「外皮計算CAD」もすべて連動しています。ASSは「外皮計算」などの「省エネ計算」も得意としており、広範囲にわたる「お客様サポート」が可能になっています。

 

 

 

 

 

 

さらに、アプト・シンコーの「施工機能」である建築事業部まで含めると・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

「許容応力度計算➡省エネ計算➡プレカット➡上棟」といった、
まさしく「ソフト面」➡「ハード面」まで「一気通貫」した「お客様サポート」が可能になり、
これぞ「アプトの新骨頂」と自負しております。

 

■アプト・サポートステーションの許容応力度計算

ASSの許容応力度計算、それはプレカットを熟知した許容応力度計算です。

①一般流通材を活用し、木材コストを最大限に考慮した許容応力度計算。
②最新鋭のプレカット加工機を駆使し、加工可能な木組みを実現する許容応力度計算。
③プレカットを熟知した設計者による、お客様に寄り添った許容応力度計算。

ASSは、「国民の生命、健康及び財産の保護(建築基準法 第一条)」を図る仕事に誇りを持ち、「プレカットを熟知した黒子としてお客様サポートに徹する」そのような所存でございます。今後ともアプト・シンコー並びにASSを、みなさまの「集いのステーション(駅)」としてご愛顧賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。

許容応力度計算や省エネ計算、各種申請などのお困り案件、お待ちしております。

 

アプト・サポートステーション駅長 岩瀧